1記事あたりの文字数は何文字くらいがベストか?【SEO対策】

アフィリエイトサイトのディレクターが最も悩むことの1つがこれでしょう。


1記事あたりの文字数は、何文字程度が妥当なのか?


今回は、SEO対策の中でも重要な、このテーマについて解説していきます。



今の時代、「1記事あたり3,000文字」では全然足りない!

おそらくどのディレクターも、自分なりの考え方を持っていることでしょう。しかし、それが半年以上前に書かれたマニュアルに基づくものであるなら、考えを刷新したほうが良いです。

なぜかと言えば、1記事当たりの最適な文字数は、「市場の動向によって変化していくから」です。


いっとき前のセオリーでは、「1記事3,000文字が目安」と言われていました。

3,000文字くらい書けば、Googleやヤフーでの検索結果のトップ10に入りやすい、という説明です。

しかし実際には、3,000文字程度ではトップ10にかすりもしていないことでしょう。

ここに2つの理由があります。2つの理由、即答できますか?


(1)サイト全体の文字数やドメインパワーにも左右されるから。

(2)ライバルサイトが皆、3,000文字以上書いているから。


2つの項目を、さらに詳しく解説します。


(1)サイト全体の文字数やドメインパワーにも左右されるから。

Googleやヤフーの検索結果の上位に表示されるには、サイト全体が高い評価を得ていなくてはなりません。これには無数の条件があり、その詳細についてこの記事では割愛しますが、とにかく、1つの記事で3,000字書いた程度では、針の先ほどの効果しかないのです。

記事の数を充実させ、訪問者数を増やし、メタディスクリプションの設定などをきちっと行わなければなりません。これらが一定レベルを超えれば、素人のアメブロ記事くらいは超えられるようになってきます。


(2)ライバルサイトが皆、3,000文字以上書いているから。

「アフィリエイトをしたいなら、1記事3,000文字以上は書くべし」とあちこちらのノウハウサイトが語るので、今やどこのサイトも3,000文字以上書くのが当たり前になっています。

当初「3,000文字」と言われていたのは、他のサイトが1,000~2,000文字程度しか書いていなかったからです。3,000文字書けばライバルサイトを超えられたので、それで充分でした。

しかし、今となっては3,000文字というのは当たり前で、もはや3,000文字では「少ないほう」です。検索結果のトップ10に入ってくるサイトは、軒並み1ページ字5,000字以上は書いているので、3,000文字ではまったく歯が立ちません。ヤフーやウィキペディアくらい大きなサイトであるか、よほどニッチなキーワードでない限り、3,000字では上位に食い込むことは出来ないのです。


では、何文字書いたら良いのでしょうか?



必要文字数は、様々な要素に左右される。

やってみるとわかるでしょうが、SEO対策というのは様々な要素に左右され、様々なことを考慮しなければなりません。

最適な文字数についても、一概に言えるものではなく、様々な要素に左右されます。


まずは市場調査をしよう。

まずは、あなたが作ろうとしているサイトの市場調査をしましょう。たとえばクレジットカードのアフィリエイトサイトを作りたいなら、「クレジットカード」と検索を掛けて、上位10サイトをすべて確認します。それぞれのページの文字数をチェックしてください。

ここでの平均が5,000文字なら、そのジャンルでの最適文字数は7,000字くらいと言えます。平均値の1.3~1.5倍は見ておいたほうが良いです。


サイトが小さいなら平均値の2~3倍を目指して!

平均値の1.3~1.5倍というのは、あくまで、ドメインパワーが同程度のサイトと比較する場合です。あなたのサイトがすでにたくさんのページと運営年数を持っているなら、1.3~1.5倍くらいが妥当な数値です。

しかし、ライバルサイトに比べて小さい、ライバルサイトに比べて運営歴が浅い、という場合には、平均値の2~3倍くらいの文字数は必要と考えましょう。ライバルサイトに劣っている部分を文字数でカバーしなければ太刀打ちできないので、1.5倍では足りません。2~3倍でもすぐには検索上位には上がれません。

そのような記事を20、30と増やしていくと、ライバルサイトより小規模でも上位にランクインすることができるようになります。

大手のライバルサイトに勝つ方法として最も手軽な手段が、「1記事当たりの文字数を増やす」ということなのです。


また、文字数を書けば書くほど、そのぶん記事内に含まれる単語も増えます。すると、スモールワードで検索した人を拾いやすくなるメリットがあります。

たとえば、「クレジットカード」というキーワードだけだとまだ50位だとしても、「クレジットカード 海外ATM」と検索した人は拾える、というようになってきて、ビッグワードの順位が低くても検索流入者は稼げるようになってきます。

要は検索順位が低くても訪問者数を増やせればよいので、これはとても価値のあることなのです。


拡散系のコンセプトなら、少ない文字数でもかまわない。が・・・

あなたがもし、たくさんのSNSフレンドを持っていたり、すでに影響力のあるサイトを持っていたりするなら、リンクシェアによって訪問者数を獲得する戦略を取っているかもしれませんね。

その場合、1記事あたりの文字数はそうこだわらなくて大丈夫です。

検索結果で上位に上がれなくても、リンクシェアから大量の訪問者を確保できるからですね。


閲覧者は、さらっと読める記事のほうが好きなので、むしろ1,000文字くらいまで減らしてしまったほうが良いくらいです。しかし、この場合は注意が必要です。

1記事1,000文字だと、100ページ作っても検索結果で上位に食い込むのは難しいので、延々とリンクシェアをし続けなければ訪問者を獲得できません。

不労所得を作りたい人には向かず、ずっと最新記事を書き続けられる人向きの戦略だということです。


文字数が多いことには弊害もある!

文字数は、多ければ多いほど良いというものでもありません。SEO対策(検索順位を上げる)については多ければ多いほど良いと言えますが、サイト作成の目的は収益ですよね。収益を目標と考える場合、多すぎる文字数は弊害になるケースもあります。

即答できますか?これを即答できないなら、あなたはアフィリエイターとしてじきにつまづきます!


まず第一に、若い人(三十代以下)向けのサイトを作っている場合です。若い人(平成世代くらい)は文字離れが進んでおり、長文を嫌います。3,000文字はもうアウトで、2,000文字でギリギリ、1,000文字がベスト、というくらいです。

長文を書いても、コンバージョンにつなげる結論部分まで読んでもらえません。流入はあってもろくに読まれずに離脱されるのです。広告バナーはページ下部に置いていることが多く、ここにたどりついてもらえないのです。


次に、スマートフォン向けサイトを作っている場合です。

スマートフォンでウェブブラウジングする層も、やはり長文を嫌います。若年層と同じで、1,000~2,000文字で精いっぱいというところです。

そして、今やインターネット閲覧の8割くらいを、スマホ閲覧者が占める時代になってきています!多くのディレクターは、「スマホ向けサイトを作っているわけではないが、スマホにもアジャストしている」という感じでしょう。しかし、それはもう時代遅れなのです。パソコン画面で読むフィーリングでサイトを構築するなら、スマホ閲覧者にはそっぽを向かれます。そして売り上げは伸びないのです。

スマホ時代にユーザー支持を獲得するには、文字数は減らさなくてはなりません。



収益を上げるには、文字数以外のアイデアが必要!

というわけで、文字数で検索順位を上げて収入を狙う戦略自体が、もう不適格なものとなってきています。

スマートフォン閲覧者にコンバージョンしてもらうべく、サイト構築の戦略を練り直す必要があるのです。これを論じているSEOノウハウサイトはまだほとんどないですよね。


たとえば、訪問者の獲得については、SEO対策ではなくリンクシェアを活用するほうが効率的な時代になっていると言えます。FacebookやTwitterなどに専用ページを作って、更新ごとに告知をしたいですね。

次に、ランディングページだけを作ってGoogleアドワーズに広告を出してしまうことです。

もともと、アドセンスの広告費用よりも安いことからSEOサイト作りが台頭したのですが、今や5,000字×100ページ作らないと成果が上がらない時代。それでも検索結果トップにはなれないのに対して、アドワーズに広告料を払えば検索結果1位よりもさらに目立つ場所に掲載されます。

だから、売り方の手法を心得ているメーカー側は、SEO対策などやらずに「アドワーズ+ランディングページ」という戦略をとるんですね。そしてSEOでの流入はアフィリエイターに任せてしまうわけです。賢いですね、メーカーのほうが。

他には、アフィリエイト広告の貼り方を工夫することです。

5,000文字書いて下部に広告バナーを置いても、そこまでたどり着いてもらえないので、「5,000文字を書くが、広告バナーは1,000文字のところに置く」といった手法を取るのです。

記事の要点は最初の1,000字で済ませてしまい、その時点で「この商品ページに行ってみよう」と思ってもらえるようにするのです。多くのディレクターが好む、細かいロジカルな解説は不要で、箇条書きやまとめサイトのような、要点ばかりの文章を並べれば充分です。(読者の大半はロジカルな説明文を嫌います。)

1,000文字書いて広告バナーを置いたあとは、枝葉の情報をだらだらと書き連ねていきます。これは、マニアックな読者とGoogleクローラー向けのパーツです。Googleクローラー向けとはつまり、検索順位を上げるためのものですね。



売れているなら今のままでOK!

売れているならこんな記事は読みに来ないでしょうが、あなたのアフィリエイトサイトが売り上げ好調なら、文字数を増やすとか減らすとかアドワーズとか、考えなくて良いです。

おそらくあなたのサイトはドメインエイジの古い老舗のサイトだと思われますが、とにかくドメインパワーがあって訪問者数が多く、訪問者の購入アクションのフィーリングが出来上がっているサイトであれば、あまり細かい戦略をこねくり回さなくても、売り上げは安定飛行を続けるでしょう。

よほど売り上げが落ちるまでは、その戦略の継続で良いと思います。



頭を使おう!

SEOノウハウサイトのセオリーを勉強することも大切ですが、基礎を知ったあとは頭を使いましょう。状況はどんどん変化しているので、1年前に書かれたノウハウでももう有効度は低いのです。世情を分析して自分で戦略を立てられる頭が、アフィリエイターには不可欠です。


そしてそのためには、現場を見ることです。SEOのマニュアルではなく、ライバルサイトや他の流行サイトの動向を観察しましょう。

そして、ライターの意見に耳を傾けましょう。ライターは「ライバルサイトを検索して記事を書く」ということを繰り返しているので、世情の動向に敏感です。

ライターの意見に耳を傾けられる謙虚なディレクターが、生き残ります。