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在宅介護の限界期。深刻な睡眠不足に陥ったとき。


在宅介護の限界期。深刻な睡眠不足に陥ったとき。

親の介護に対して、限界まで我慢し続けてしまう家庭は多いです。

その要因の1つが、「いつが限界がわからない」ということもあるでしょう。他の家庭ではどのようなタイミングで老人ホーム入居に移行するのでしょうか?



深刻な睡眠不足に陥ったら在宅介護は限界!

最もわかりやすい目安としては、「睡眠不足」です。

「突如徘徊してしまうから夜中も見守りが必要」「トイレの介助が必要になったから夜も起きていなければならない」このような状況に陥り、睡眠不足な状態で仕事や生活に向かわなければならなくなったなら、もう在宅介護の限界期と考えましょう。老人ホームに委ねるべきです。



2日の我慢で解決する問題かどうか?

「昨日の夜、急に徘徊してしまったから、今夜は見守っていないと」などと夜中の睡眠がとれなくなったとき、「これは一晩や二晩の対処で解決する問題だろうか?」と考えてみてください。

認知症に伴う夜間の徘徊となれば、もうこれから先ずっと懸念が続くことが、わかります。

それを毎晩あなたが、ご家族が見守り続けるのは無理があります!

老人ホームへの移行を迅速に検討しましょう。



病気の悪化、身体的な衰えは介護負担増加の道を辿る可能性大。

病気が悪化してきて夜中もトイレ介助が必要になってきた、足腰がおぼつかなくなってトイレの介助が必要になってきた、などの場合、「一山超えれば本人も家族も楽になるはず!」と楽観視したくなる気持ちはわかります。しかし実情として、病気が病気を誘発し、体の衰えが他の部位の衰えを誘発し、と悪化していくことが多いものです。

ますます辛くなる前に、老人ホームへ移行したほうが良いです。



あまりに耐えすぎると老人ホームの下見も出来なくなってしまう!

「まだ在宅介護でがんばれるはず!」と耐えすぎてしまうことは、美談にばかりはなりません!

認知症が進みすぎてしまったり、病気や身体機能の悪化が進みすぎてしまうと、親御さん本人が老人ホームの下見を満足に行えなくなってしまいます。自分の好みでない老人ホームに入れられてしまうと、ますます機嫌を悪くして周囲に当たったり、心身が衰えてしまいます。



親御さんの年金で老人ホーム費用は賄えるはず。

老人ホーム入居に対して、金銭的な心配から二の足を踏んでいるでしょうか。

一般的に老人ホームは、親御さん本人の年金によって毎月の費用を賄うことが出来ます。老人ホームは、安価な施設であれば月額15万円程度で済みます。これを年金で賄えない家庭はあまりないはずなのです。



いかがでしたか?

介護をする人が、睡眠不足などで病気に陥ったりまともに働けなくなって、共倒れしてしまったら元も子もありません!「がんばりすぎべきでない」ということを理解しましょう。

眠る時間が削られ始めたら、在宅介護は限界です。

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