
お子さんが普通学校に行きたがらなくなったとき、親御さんとしてはフリースクールにはあまり気が進まない人が多いようです。
お金がかかるということもありますし、皆と違うことを子供にしてほしくない、という不安もあるようです。
しかし、お子さんの身になって考えたとき、フリースクールに通うことを魂が強く望んでいる、というケースもあります。
人にはそれぞれ、ブループリントがある。
日本人は、「皆と同じように生きたい」と願う人が多いです。乗じて、我が子に対しても皆と同じような無難な人生を生きてほしいと願う親が多いです。
しかし、スピリチュアルな観点から言えば、人はそれぞれに目的意識を持って生まれてきます。それぞれに、ブループリントがあるのです。
誰もが普通学校に通うべき、というわけではないのですね。
すべての人が安定的公務員を目指して生まれてきたわけではないのです。
少なくともスピリチュアリストな親御さんくらいは、我が子の人生を「ブループリントを生きる」「自分らしい人生を生きる」という視点から見てあげたらよいのではないでしょうか?
フリースクールに通うブループリントの子もいる。
ユニークな人生を生きるブループリントの子もいます。
そのために、フリースクールに通うブループリントを描いて生まれてきている子も、いるのです。
フリースクールは普通学校に行けないときの代替案ではなく、優れた人生を歩むための積極策であることも、あるのです。
どのような子が、そうしたブループリントを持つのでしょうか?
近所に評判のよいフリースクールがあるケース。
住んでいる町、隣町あたりの近さに、評判のよいフリースクールがあったりするなら、あなたのお子さんはフリースクールに通うことを見越して生まれてきた可能性があります。
突飛な部分と優秀な部分を併せ持つような子なら、おそらく、そうでしょう。
チャネラーなどに、「オールドソウルの魂ですね」「ピュア・インディゴの魂ですね」などと言われたことがあるなら、おそらく、そうでしょう。
親御さんが芸術家をしているケース。
子供の魂は、自分のブループリントを果たしやすい人を親に選んで生まれてきます。
親御さんのどちらかが芸術家であるなら、お子さんも芸術家としての才能を内包している可能性が高いです。親に芸術への理解があり、その教育があるなら、普通高校に通って五教科を猛勉強する必要性は低いわけで、フリースクールに通って早いうちから芸術に特化するブループリントを描いて生まれてきている可能性があります。
親御さんが芸術を生業にしていなくても、ハイレベルな実力を持っているなら、お子さんが芸術に長けた魂を宿している可能性はあります。
親御さんが自営業をしているケース。
親御さんが自営業者である場合も、お子さんが芸術や特殊技能に長けた魂を持っていることがあります。
自営業であることによって、潤沢な資金がありますし、いざとなれば稼業を継げばよいという守られた環境があるため、芸術や特殊技能に挑戦しやすいのです。
その場合も、フリースクールに通うことを見越して生まれてきていることがあります。
フリースクールにも様々ある。しっかり中身をチェックして。
フリースクールと一口に言っても、その中身や雰囲気は様々です。
非常に自由にやっているところもあれば、学習塾のように黙々と勉強ばかりしているようなところもあります。
近所に評判のフリースクールがあるとしても、それがあなたのお子さんの気質やジャンルに合ったものとは限りません。近所に評判のフリースクールがあるとしても、良質だったのは過去のことかもしれません(本に載ったりして生徒数が激増すると、以前の良さを失ってしまう学校も多いものです)。
そのため、フリースクールに通わせようとか思ったならば、きちんと中身をチェックしましょう。パンフレットを取り寄せ、学校見学に行きましょう。もちろんお子さんを連れていくべきです!先生にしっかり話を聞きましょう。
生徒さんを捕まえて話を聞くとよい!
フリースクールの良し悪しや雰囲気を知るために良い方法は、先生だけでなく「生徒さん」に話を聞くことです。体験会で司会をやっているような子ではなく、そこらへんにいる「普通の子」を捕まえて、話を聞いてみましょう。「うちの子も検討してるんだけど、学校、どう?いいところ?」と。
「学費が高いクセに設備がボロいよ。ZOOMの授業もまともに出来ていないよ」などと、セキララに話してくれる子がいたりします。
あなたのお子さんが目指す道や入りたい部活についても、話してみましょう。「バンドをする部活に入りたがっているのよ。環境はどう?」と。「機材が全然ないよ」などというなら、そこはあなたのお子さんには向いていないことがわかります。
こうした環境は、ほんの2~3年でも変わりうることで、評判を鵜呑みにするのは危険です!
学費は高い。が、大学進学費用が不要になるかも。
フリースクールをお子さんが求めるき、親御さんが二の足を踏むたる要因は「学費」でしょう。
フリースクールは1年100万円程度もかかる学校が多いものです。普通の公立に通わせている場合、その費用差は莫大な金額で、ためらう気持ちはわかるというものです。
しかし、広い視野で冷静に眺めると、そう高くはないのかもしれません。
なぜなら、フリースクールに通う場合、「無難な学歴を求めて大学進学」という進路をとらないことも多いからです。フリースクールの中でやりたいことに特化して、そのまま道を決めてしまう子は多いです。
親御さんは4年制大学進学を見越して貯蓄している(お金の計算をしている)ことが多いでしょうから、長い目で見れば赤字にはならないのかもしれません。
ちなみに、無難に「大卒」の肩書きを得たところで、あまり就職に優位にはならないです・・・。
フリースクールへの進学は、柔軟な視野で検討したいところです。