オーディションや試験の前の日は、あがかずに寝よう(笑)


オーディションや試験の前の日は、あがかずに寝よう(笑)

不登校の子には多動的な性格をしている人が多いです。「ADHDの気がある」ということです。

こうした子は、情熱的でパワフルですが、がんばる日とがんばらない日の差が激しい傾向にあります。たとえば、夏休みの宿題は8月31日になったら全力でやる!というような・・・。

オーディション、試験、締め切りの前の日になるとドーパミンが出て、徹夜もいとわずがんばるでしょう。

しかし・・・



オーディションや試験の前日に猛練習しても良いことはない!

記事タイトルどおりの結論です。

オーディションや試験の前日に猛練習しても、良いことはまるでありません!

がんばりすぎて筋肉痛や睡眠不足、脳の疲労に陥っても、当日のパフォーマンスが低下するだけなのですね・・・。


「1つでも多くの単語を覚えたい」「ちょっとでも音感を良くしたい」「1つでも多くの振りをキビっとさせたい」と思うかもしれませんが、それを前日に猛練習しても、ほとんど意味はないです。そして、逆効果になってしまうのです。


それよりも、ゆっくり休んで早く寝ましょう(笑)



審査員は、細かい点を見てはいない。

たとえばあなたが声優志望だとしましょうか。

オーディションで指定された台本を片手に、「このセリフはもっと優しくかな?それとも切なげに言うべきかな?」と思案しているのでしょう。よりカンペキなニュアンスを見つけようと躍起になっています。

でもね、実はオーディションの審査員は、「1つ1つのセリフのニュアンスがどうか」といった細かい点は、あまり気にしていなかったりします(笑)


デビューオーディションの審査員は、もっと大局的な目であなたを見ています。

極端に言えば、台本の朗読を開始する前に、「おはようございます。〇〇学校の〇〇と言います!」という自己紹介の言葉で、もう合否を決めています(笑)

その声の「響き」を見ているのです。たくさん練習してきている子は、なんとなく話すその声が、豊かに響くのですね。声帯の筋肉が幅広く発達しているのです。

その素地が出来上がっているか、を見ています。

それは、オーディションの前日に5時間練習しても磨けるものではなく、毎日コツコツと練習を重ねることでようやく熟成されるものなのです。

(熟練者を対象にした個別の配役オーディションなどでは、また違ってきます)


声優以外の分野でも同じようなことが言えます。

ダンスで振り付けをちょっと間違えてもあまり意味はないのです。

歌で歌詞をちょっと間違えてもあまり意味はないのです。



大事な日の前日は、準備運動をしてゆっくり寝たほうが良い(笑)

なので、オーディションや試験の前日は、むしろ猛練習などせずまったく逆に過ごします!

準備運動がてらに声出しをしたり体を動かしたりして、それであとはもう、ゆっくり過ごしましょう。

そして夜は早く寝ます。

「俺は一日くらいなら徹夜しても次の日がんばれる!」と思っていても、それでもゆっくり眠りましょう。

そのほうが絶対に良いパフォーマンスが出ます♪



全力で準備すべきだ!そうだけど、「全力」の意味が違う。

「オーディションの前の日だって休むべきじゃない!全力で準備すべきだよ!」とあなたは反論するでしょうか?

「全力で準備すべき」はそのとおりなのですが、「全力」の意味をはき違えてしまっているかもしれませんね。


本当に歌手や声優になりたくてオーディションで受かりたいなら、「前日」ではなくてもっと前から、毎日コツコツと全力で練習をしましょう。

オーディションの直前になって小手先の技術で「上手そうに見せる」のではなく、「上手になる」ように練習を重ねましょう。


「表現力を磨く」というのも大切なことなのですが、それは基礎があってのものです。基礎がしっかりしていないのに表現力を磨いても、「虚勢を張っているだけだな」と見抜かれてしまいます。



言い換えれば、本番でちょっと失敗しても問題ナシ!リラックスして♪

「審査員は細かい点よりも基礎力を見ている」と書きました。

すると、言い換えれば、「本番でちょっとぐらい失敗したって、問題はない」のです♪


小さなミスをしてもそれが合否を大きく左右することはまずないので、「失敗したっていいや♪」とリラックスしていましょう^^

そのリラックスが、なおのことパフォーマンスを向上させてくれるでしょう♪



「ニュアンス」に正解はない。

ミュージシャンも俳優も声優もどの業界の卵さんも、陥ってしまいがちなことがあります。

それは、細かいニュアンスを気にし過ぎて神経質になってしまうことです。それを前日になっても気にしていたりして・・・。


これも声優を例にするとわかりやすいでしょうかね。

たとえば「僕も片親で育ったんだよ」というセリフをどんなニュアンスで演技すべきか?

悲しげに遠くを見つめながらつぶやくべきか、あっけらかんと明るくささやくべきか、オーディションの前日に懸命に考えて練習しても、意味がないです(笑)

あなたは困って、お母さんにアドバイスを求めると、「それは悲しげに言うセリフでしょ」と言われます。そのとおりに練習を繰り返していたら友達から電話がかかってきたのでついでに意見を聞いてみると、「いや、それは悲しい声で言わないほうがいいよ」と真逆のことを言われます!

あなたは、どっちが正解なのか、どっちのニュアンスで練習を重ねればよいかわからなくなり、焦ります!困ります!

そして本番でも、「あれ?どっちのニュアンスが正解だったんだっけ?」と頭が混同して、演技が中途半端になってしまい・・・なんて大惨事がよくありそうです。


台本のニュアンスに絶対的な正解はないもので、それはその現場の監督さんや演出さんが決めます。

同じ台本の同じセリフでも、仕切る監督さんによってニュアンスは変わるのですね。


だから、細かいニュアンスにこだわって前日になって必死に精度を高めようとあがいても、頭も体も疲弊して逆効果でしかないのです・・・。

それは普段の練習から、様々なニュアンスを使い分ける多様性を培っておくべきです。



いかがでしたか?

「がんばる」ことはもちろんとても大切です!

でも、「直前になってあがく」のは良いことではないのです(笑)

当たり前のことのように見えて、意外とわかっていない人が多いようす・・・。

特に、テンションの高い情熱的な人ほど、「前の日にあがいて本番コンディションが悪い」に陥ってしまいがちです。あなたは大丈夫ですか?


オーディションって、「日頃の成果」が出るんです^^

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