1. 魔法使いの嫁

現代のイギリスが舞台。 希少で強力な魔力を持つ体質故に、孤独で壮絶な人生を歩んできた15才の日本人の少女、チセ。
人生に絶望し、自分の特殊体質には高値が付く事から、世界中の魔法使いや魔術師が参加する闇オークションに、自らを売りに出す。
そこで、最高金額でチセを落札したのは、何百年も生きているとされ、角の生えた骸骨の頭を持つ、人外の魔法使い、エリアスだった。
奴隷として買われたのかと思いきや、イギリスの郊外の田舎町で、エリアスの「魔法使いの弟子兼嫁候補」として、新たな人生を始めていく。
ヤマザキコレさんという方が作者なんですが、まず絵がホントに綺麗!
そして、作者の豊富な神話やスピリチュアルな知識に驚きます。
闇に堕ちたものとのドロドロしたストーリーもありますが、それをも救いだそうとする主人公のチセ、それを見守るエリアスのコンビがとても良いんです。
アニメ化もされていて、来年あたりシーズン2が放送予定です。アニメも原作の雰囲気を損なわず、素晴らしいのでオススメです!
2. BASARA(バサラ)

文明が崩壊したはるか未来の日本。
人々は、王家による支配で圧政を強いられていた。
ある日、山陰地方の白虎の村に男女の双子が生まれた。その双子はいずれ王家から民を解放する「運命の子」と預言者に告げられる。
もう、30年くらい前の作品ですが、令和の時代には「ミステリというなかれ」の作者、田村由美先生の方が通じますかね。
「ミステリ」ももうすぐ、月9で菅田将暉さんが主演でドラマ化されますよね!
主人公は双子の妹、更紗(さらさ)という16才の少女が、殺された兄の身代わりとなり、男装をして全国を駆け巡り、次第に真の革命家として成長していく物語です。
少女マンガで連載していたが、少年マンガのように深く、号泣必死の熱いストーリーです。
「阿呆(あほう)になるな」
作中に出てくる更紗の恋人、朱里(しゅり)の言葉は、現在も私の座右の銘だったりします。(笑)
勉強が出来る意味ではなく、
「人として何も考えず、ただただ愚か者として生きるな。賢く生きよ。」
という意味です。
田村由美先生は、他にも人類がほぼ全滅した地球でサバイバルを生き抜く人間を描いた「7SEEDS」もオススメです!
執筆者:リサリサさん
年齢:40代
性別:女性